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January 04, 2005

ほどほどか独立開業か

「モーレツに働いて金をかせぐか、ほどほどで快適な生活を選ぶか」と森永卓郎氏が書いています。
最近の氏の意見には、つっこみどころが満載で気になっていたところです。
たとえば、先日はテレビ番組で、北のある国が崩壊して避難民が何百万と溢れだしても、日本が援助金額をだせば中国が喜んで引き受けるとおっしゃっていました。
人口13億になろーっちゅう国が、ちょいと金を積まれたからって、大量難民をほいほい引き受けるものでしょうか。そんな奇特な国はないでしょう。
わが日本は、ほとんど受け入れていませんし、どこの国も渋々というのが実情でしょう。

さて、森永氏は労働の形をモーレツに働いて稼ぐ社会をアメリカ型、ほどほどで快適な生活をする欧州型と分けています。
実際にアメリカでは、CEOやプロスポーツ選手の年俸をみれば、モーレツに働いて40歳になったら、引退するという人生設計が存在します。
たしかにまる一日仕事して、40歳で悠々自適ライフを送れる報酬を得られる仕事があれば、チャレンジする価値はあるでしょう。
しかし悲しいかな、日本の組織に所属していたのでは、そんなに稼げないのが現状です。
役所や銀行、レストランやお店、あらゆる職場で働いている人を見ていると、一生懸命にやっている人とてきとーにやっている人が混在している様子が観察できると思います。
一生懸命2~3割り、残りが適当という比率が一般的なようです。(独断ですが)
一言でいえば、組織に所属してモーレツに働くということは、残り7割をおんぶすることになるのではないでしょうか。

そして、ほどほどで快適な生活をするのは欧州型としています。
イタリアか南フランスの郵便配達員は今でも配達に自転車を使っているという話を聞いたことがあります。
バイクを使えば早く終わるけれど、そうすると人員削減につながるから、というのが自転車を使い続ける理由だったと記憶しています。
そのときにはほどほどに仕事する欧州型と思いましたが、よく考えてみれば欧州は階級社会です。
フランスなどは、体格によって労働階級、支配階級かがわかると言われるほど、厳然と階級が生きている社会です。モーレツに仕事して稼ぐ金融業のホワイトカラーには、なりたくてもなれない社会であるという前提を忘れてはいけないと思います。

私は、アジアの通貨危機、最近の原油高など、利益を生むために意図的に相場をつくって、荒稼ぎを許す経済自由至上主義は、正しくないと思っています。また、立場の弱い労働者をいいように使って、体を壊したり、年をとったら、ハイさよならする雇用のあり方も見直す必要があると思います。

組織の一員である限り、体や精神を壊さないよう、ほどほどに働くというのが吉と思います。
モーレツに働いて稼ぐならば、ライブドアの堀江さんか、楽天の三木谷さんのように独立開業するしかありません。

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