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December 2008

感想「反貧困-「すべり台社会」からの脱出」

著者の湯浅誠氏は、著名な活動家でしたが、恥ずかしながら、私は知りませんでした。
先日、NHKで非正規雇用についての特別番組をやっていて、政治家、経済同友会の研究者、大学教授、湯浅氏が討論しているのを、ひとり夕食を食べながら、なんとなく見ていました。
政治家は、毒にも薬にもならない建前論を、研究者は「非正規雇用は企業の雇用調整弁として必要」という使い古された話を展開していて、聞くのも時間の無駄とチャンネルを変えようしていたら、湯浅氏が淡々と冷静に、しかし、的確な切り返しをしていて、思わず引き込まれてしまいました。
その後、あの人はいったいどんな人だったのだろうと、ネット検索をして、本書を知りました。
あの番組を見ていなければ、読むのはもっと後になったかも知れませんが、すごく刺激を受けました。

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