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100402 グーグル キーワードをめぐる裁判

10年4月2日の教材です。キーワードを抜き出すとしたら、EU、知的財産法、グーグルでしょうか。音声はこちらです。http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/language/wordsinthenews/2010/03/100402_witn_google.shtml

◆タイトル
100402 Google keyword sale dispute
グーグル キーワードをめぐる裁判

◆記事
If you go onto the Google search engine and enter a famous brand name, you might expect to lists of sites associated directly with that same company. That used to be the case until a few years ago. But now Google makes large sums from allowing other advertisers to bid for keywords, including those of established names such as the leather bag makers Louis Vuitton.
グーグルの検索サービスにアクセスして有名ブランド名を入力したら、その会社と直接関連するサイトの一覧が表示されるのを期待するだろう。数年前までは、これが当たり前だった。しかし、今やグーグルはほかの広告主を相手にキーワードを競争入札にかけ、大儲けしている。皮革鞄メーカーのルイ・ヴィトンなどの老舗も例外ではない。

That means links to their websites appear near the top of the list that comes up after the search. LVMH says the practice is confusing for buyers who can't be sure if the goods are genuine. Over time they fear that their reputation will be damaged and they'll lose business to counterfeiters.
つまり、検索の結果として表示されるリストの一番上近くに落札者のウェブサイトへのリンクが現れるということだ。LVMHモエヘネシー・ヴィトンは、このやり方は、商品が本物かわからなくなり、購買者を混乱させると主張している。LVMHはブランド価値が損なわれ、模造品製造者にビジネスを奪われていくことを懸念している。

But having studied European law carefully the Court of Justice said in a statement that Google hadn't infringed trademark law by allowing outside advertisers to buy up keywords.
ヨーロッパ法を慎重に検討した末、欧州司法裁判所は、グーグルが外部の広告業者にキーワード買収を許したことについて、商標権法侵害はないと判断した。

Google has said it will honour valid complaints, though trademark holders think that their brand names shouldn't be sold to outside operators in the first place.
グーグルは正当な主張は受け入れると述べていたが、そもそも、商標権所有者は、自らのブランド名を外部の者に売るべきではないと考えているものだ。

France's highest court has the final say in this particular case, but many more involving other luxury goods makers are pending on both sides of the Atlantic.
本件については、フランスの破棄院(最高裁に相当)による最終判断が待たれるが、その他にも多くの高級メーカーを巻き込んだ裁判が米欧で継続している。

Nigel Cassidy, BBC, Brussels

◆雑感
欧州司法裁判所でどうして、ヴィトンvsグーグルの商標権侵害訴訟が裁判されたのか、経緯を知らないとわかりにくいと思うので、今回の記事を翻訳で調べてわかったことを紹介します。
1. フランス地方裁判所で第1審がおこなわれ、グーグル敗訴
2. フランスの控訴裁判所で第2審がおこなわれ、またしてもグーグル敗訴
ここで、フランスの最高裁である破棄院で裁判する前に、破棄院が欧州司法裁判所に先行的判決を付託
本記事の裁判結果は、その付託された欧州司法裁判所のものです。

それで、本文にthe final say とあるように、これからフランスの破棄院が最終判断を下す、という流れになっているようです。

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